2023年8月20日

New York Times紙のクロスワードを無料で楽しむ

New York Times紙は古くからクロスワードを提供しており、オンラインやアプリでも楽しむことができるが残念ながら一部有料である。正確には:

  • 毎日「The Crosssword」と、小さな盤面の「The Mini」が更新される。
  • The Miniは無料、かつ会員登録せずに楽しむことができる。
  • 無料の会員登録も可能で、ログインするとクロスワードの解答状況がIDに紐づいて管理される。
  • The Crosswordで遊ぶには有料の会員登録(文字通りのサブスクライブ)が必要。
  • 両クロスワードの過去アーカイブへのアクセスも有料会員のみ。
The Crossword The Mini 解答状況同期 アーカイブ
会員登録なし × × ×
無料会員 × ×
有料会員

お金を払わないとThe Crosswordで遊べないのは上記の通り大原則なのだが、一部のパズルについては過去のものがアクセス可能になっており、Googleで検索するとヒットする。現時点でアクセス可能なものを以下に列挙する。

まず、Tips & Tricksを読んだ後、October 13, 2013からの5つのMiniを解いてみることをお勧めする。

The Mini形式(盤面小さ目)

The Crossword形式 カリフォルニア特集

特別企画

アーカイブ

2022年2月19日

#Wordle とその関連ゲームをまとめてみる【2022年2月現在】

2022年初あたりからTwitterなどで見かけることが増えた #Wordle 。5文字の英単語を当てるマスターマインド、といった風情のゲームですが、あれよあれよという間に広まり、先日は同ゲームの運営がニューヨークタイムズに買収移管されて話題になりました。欧米の新聞社にはクロスワードパズルの伝統があり、Wordleのような文字ゲームもよくなじみます。(実際、NYタイムズのサイトにはクロスワードをはじめとする文字ゲームが毎日出題されていて、かなり本気のファンがいるようです。Spelling Beeも面白いですよー)

どんなゲームでも、普及すればするほど必勝法を求める声も高まります。特にWordleは「最初にどの単語を入力するか」でその後の展開が大きく変わることもあり、議論が盛んになっています。そして、そうです。このご時世ですし、AIで分析した人が出てきました(結果一覧)。Wordleで最初に入力する単語で最も有利なのは「SALET」だそうです!(SALETってなんだよ、と思った方。中世西洋の兜らしいです。)

さて、そしてどんなゲームでも、普及すればするほどそのゲームにインスパイアされたゲームも増えるもの。まあ考えつくよね、というもの、独自の進化を遂げたもの、いろいろありますが、Twitterのタイムラインに流れてきたものを中心にご紹介します。

5文字ではなく6文字の英単語を当てましょう、1日2回出題の Wordle2。文字数増えると難しくなると思いきや、手掛かりが増えるためか、難易度は低め。7文字のWordle3は未確認です。さすがにないか。

一度に4つの英単語を当てましょう、Quordle。独特の戦略が必要になりそう。そして、1日1問の「Daily」に加えて何問も挑戦できる「Practice」モードがあります。

単語の長さは可変。連続した文字列や最初/最後の文字を当てるとその旨表示が出るDiffle

英語の言葉遊びがあれば、日本語でもやってみたくなるのは当然のこと。(賭けてもいいですが、ロシア語・中国語・ハングル版もきっとあります。ご同慶の至りです。)
かな5文字の日本語の単語を当てましょう、WORDLE ja。単語として成立していなくても入力できる代わり、候補文字数は3倍くらいあるのでまあ大変。こちらも乱数のシードを変えることで一日に何問も挑戦できます。

ちょっと毛色の変わったところで、Gyakubenile。今回ご紹介する中では一番のおススメ。Wordleから派生したというよりも、逆紅クイズとWordleをくっつけたようなパズル。答えを探る前にクイズの問題文を推定する必要があって独特の解き味が楽しめます。

かなではなく漢字を入力して四字熟語を当てましょう、漢字ル。いやもう、難しい難しい。試行回数の制限が多かったり、漢字そのものではなく部品が一致していたらその旨ヒントが出るなどの機能もあるが、はまるとまっっったく当たりません。ぜひお試しを。

2020年7月25日

【生産・物流・ロジスティクス部門 担当者必見】モノの流れを最適化するゲーム3選

ご担当者様 各位

お世話になっております。
在宅勤務の合間に楽しんでいただくため「モノの流れを最適化するゲーム」を3件選定いたしました。
業務時間外に実施するにはやや業務寄りすぎるかとも存じますが、皆様のスキルを存分に発揮いただけるチョイスであると自負しております。

生産部門ご担当者様向け:Shapez.io


後半、複雑な製造ラインをいかに低コストで構築するかがキモとなります。

物流・ロジ部門ご担当者様向け:Yorg.io


同じ作者によるゾンビ撃退ゲーム。いわゆるタワーディフェンスゲームに分類されますが、プレイ中はゾンビそっちのけでリソースの調達~加工~流通網を作り整備することになること請け合い。

都市計画、水道部門担当者様向け:Waterworks!


中世ポーランドの都市に題材をとった水道整備ゲーム。住民の短期的要望を満たしつつ大規模な施設をタイミングよく整備していくのが醍醐味。

以上、よろしくお願いします。

2020年5月 5日

【不謹慎注意】病原体の視点で人類と戦うゲーム 3選

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で、日本各地で外出自粛が叫ばれています。家にこもるのも飽きてきた皆さんに、病原体の立場に立って人類と戦う(?)ゲームを3つ、ご紹介します。

Sneeze

プレイするうちに「もっと近づいて!」「もっと動き回って!」「そこだ、そこでくしゃみを!」。密集・密閉・密接の「三密」が感染拡大防止に重要であることが(非常なフラストレーションを伴って)感じられることでしょう。

Infectonator

こちらも病原体をまき散らして画面内を動き回る人間どもを感染させるのが目的。Sneezeよりもぐっとゲーム性は高い本作、シリーズ化もされています。

Pandemic

こちらはぐっとマクロな視点。ウィルスを「適切に」進化させ、人類を滅亡に追い込むのが目的。症状を目立たせず、致死性は低く抑え、感染が世界中に広がったところで一気に致死性をあげに行くのが正攻法(あくまでゲームの攻略としてであり、実在の病原体とは関係ありません。念のため)。こちらも続編あり。

いずれも10年以上前のFlashゲームなので、ブラウザによっては正常に動かないかもしれません。せっかくウィルスを避けて引きこもっているのにPCがウィルスに感染してはいけないので、ブラウザの設定変更は自己責任で行うようにして下さい。